2012年04月30日
ありがとうございました
『夜だから』ヒロイン公募、先日、受付終了致しました。応募して下さった方々(想定よりずっと多くの方がご応募くださったのでびっくりしました)、ツイッターでRTして下さったり情報を広めて下さった方々、誠にありがとうございました!
2012年04月13日
脚本作の映画『夜だから』のヒロインを公募します
○今夏撮影を予定している脚本作『夜だから』のヒロインを募集いたします。
募集要項については下記URLを参照してください。
本気で表現者たらんとする女優をお待ちしております。
http://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=382327925135450&id=100000747369036
劇場公開予定の長編映画において、主要な出演女優さんを広く公募いたします。
希望の方は、以下の応募要項をお読みいただき、プロフィールを送付先アドレス宛て、お送りください。
〇作品タイトル 『夜だから』
〇あらすじ
精神的不調からステージに立てなくなったダンサーのエリカは、知り合いを頼って海辺の小さ な町に身を寄せる。
そこで、タイチという寡黙な肉体労働者と出会い、衝撃的に関係を持ってしまう。
寄る辺なき二人は共に暮らし始めるが、それは魂をぶつけ合うような、激しい愛の旅の始まり だった――
〇作品内容
『ベ ティ・ブルー』『ポンヌフの恋人』のような、女性向けの恋愛映画を目指しています。
〇募集キャスト
@エリカ(20代〜30代前半)
ヒロイン。コンテンポラ リーダンサー
応募条件 今作品におい てヌードになる事が可能な方
A遊郭の女(10代後半〜30代前半)
むかし遊郭だった街に現 れる幻想的な存在。
応募条件 特にありません
※なおタイチ役に付いては、多数のメジャー映画に出演されている俳優さんをキャスティング 済みです。
〇スタッフ
監督 佐藤福 太郎 「みやづのうた」「わらわれもしない」ほか
脚本 港岳彦 「結び目」「ヘクトパスカル」ほか
撮影監督 早坂伸 「結び目」「東京大学物語」「リアル鬼ごっこ」ほか
企画P 大原久澄 (脚本家・日本シナリオ作家協会所属)
制作 Jill Motion http://www.jillmotion.com/movie.html
〇撮影時期
2012年7月上旬から 中旬にかけて10日間ほどを予定
6月中に本読み・衣装合わせなどあり
〇撮影地 京都府宮津市
〇出演料 応相談
〇プロフィール送付先
matu@soleil.ocn.ne.jp
件名を「夜だからキャス トエントリー」でお願い致します。
同時にメール本文に、【エリカ希望】または【遊郭の女希望】・【エリカと遊郭の女希望】と
必ず記載をお願い致します。
上記の記載がない場合、見落とす可能性があります。
〇プロフィール提出締切 り
2012年4月27日
書類審査通過者の方は オーディション・面接をお願い致します。
大変申し訳ございません が書類審査通過者の方のみに5月7日までに
連絡をさせて頂きますこ とをご了承下さい。
オーディション・面接日
2012年5月11日 東京都内を予定しております。
以上、意欲ある女優さんの応募を、お待ちしております。
よろしくお願い致します。
募集要項については下記URLを参照してください。
本気で表現者たらんとする女優をお待ちしております。
http://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=382327925135450&id=100000747369036
劇場公開予定の長編映画において、主要な出演女優さんを広く公募いたします。
希望の方は、以下の応募要項をお読みいただき、プロフィールを送付先アドレス宛て、お送りください。
〇作品タイトル 『夜だから』
〇あらすじ
精神的不調からステージに立てなくなったダンサーのエリカは、知り合いを頼って海辺の小さ な町に身を寄せる。
そこで、タイチという寡黙な肉体労働者と出会い、衝撃的に関係を持ってしまう。
寄る辺なき二人は共に暮らし始めるが、それは魂をぶつけ合うような、激しい愛の旅の始まり だった――
〇作品内容
『ベ ティ・ブルー』『ポンヌフの恋人』のような、女性向けの恋愛映画を目指しています。
〇募集キャスト
@エリカ(20代〜30代前半)
ヒロイン。コンテンポラ リーダンサー
応募条件 今作品におい てヌードになる事が可能な方
A遊郭の女(10代後半〜30代前半)
むかし遊郭だった街に現 れる幻想的な存在。
応募条件 特にありません
※なおタイチ役に付いては、多数のメジャー映画に出演されている俳優さんをキャスティング 済みです。
〇スタッフ
監督 佐藤福 太郎 「みやづのうた」「わらわれもしない」ほか
脚本 港岳彦 「結び目」「ヘクトパスカル」ほか
撮影監督 早坂伸 「結び目」「東京大学物語」「リアル鬼ごっこ」ほか
企画P 大原久澄 (脚本家・日本シナリオ作家協会所属)
制作 Jill Motion http://www.jillmotion.com/movie.html
〇撮影時期
2012年7月上旬から 中旬にかけて10日間ほどを予定
6月中に本読み・衣装合わせなどあり
〇撮影地 京都府宮津市
〇出演料 応相談
〇プロフィール送付先
matu@soleil.ocn.ne.jp
件名を「夜だからキャス トエントリー」でお願い致します。
同時にメール本文に、【エリカ希望】または【遊郭の女希望】・【エリカと遊郭の女希望】と
必ず記載をお願い致します。
上記の記載がない場合、見落とす可能性があります。
〇プロフィール提出締切 り
2012年4月27日
書類審査通過者の方は オーディション・面接をお願い致します。
大変申し訳ございません が書類審査通過者の方のみに5月7日までに
連絡をさせて頂きますこ とをご了承下さい。
オーディション・面接日
2012年5月11日 東京都内を予定しております。
以上、意欲ある女優さんの応募を、お待ちしております。
よろしくお願い致します。
2012年03月28日
いろいろあるよ
■口癖のように「忙しい」と言っておりますし、実際、映画一本見に行くヒマもありません。先日は某企画のために某監督ともども某地方都市にシナハンに出かけまして、地元の新聞やTVにわりかし大きく写真が載りました。いえ、監督の隣にいたところ、たまたま写り込んだだけですが……。シナハンはとても楽しい経験でした。頭の中で暫定的に物語世界を仮構したうえで現地に降り立ち、現物に接し、そこに生きる方々に接し、お話を伺うことで、ビジョンというものはより良く刷新されます。血が通い始めます。この映画がうまくいきますように。それ以前に、猖獗を極める改稿作業がうまくいきますように……。
■年明けに撮影を終えた原作ものの某映画は秋ごろ公開の予定で、現在鋭意編集中だそうです。原作が面白く、キャストが豪華で、監督も海外での受賞歴が多い方で、撮影が『結び目』の早坂さんだから(自分が是非にとお願いしました)、これはもう面白いに決まっています。タイトルやキャストの情報も一部では出ているのですが、さしあたり控えておきます。ほかにも近々情報公開できそうな企画と、オーディションを必要とする企画とがあります。詳しくはもう少々お待ち下さい。なんせこういう時期は脚本の直し・直し・直しで忙殺されているものでございまして、あまり未来のことを考えている余裕もないのです。余裕がないと明け方こうして気まぐれにブログを更新したりしてしまうのです。そして某散文作品の〆切をもう半年以上延ばしているので、担当者様にいつ刺されてもおかしくはないのです。Oさん、本当にごめんなさい。ちゃんと面白くしますので……。
■4月からのシナリオ講座の受講生はまだまだ募集中です。
http://www.scenario.or.jp/kouza/class/foundation.html
■自分は映画学校を卒業後、馬場先生がここで教鞭をとると聞いて受講しました。基礎科研修科を合わせた一年間がその後の十年を決定づけたところがあります。悪いようにはしないつもりなので、ご興味ある方はどうぞいらしてください。
■痩せたい。
■年明けに撮影を終えた原作ものの某映画は秋ごろ公開の予定で、現在鋭意編集中だそうです。原作が面白く、キャストが豪華で、監督も海外での受賞歴が多い方で、撮影が『結び目』の早坂さんだから(自分が是非にとお願いしました)、これはもう面白いに決まっています。タイトルやキャストの情報も一部では出ているのですが、さしあたり控えておきます。ほかにも近々情報公開できそうな企画と、オーディションを必要とする企画とがあります。詳しくはもう少々お待ち下さい。なんせこういう時期は脚本の直し・直し・直しで忙殺されているものでございまして、あまり未来のことを考えている余裕もないのです。余裕がないと明け方こうして気まぐれにブログを更新したりしてしまうのです。そして某散文作品の〆切をもう半年以上延ばしているので、担当者様にいつ刺されてもおかしくはないのです。Oさん、本当にごめんなさい。ちゃんと面白くしますので……。
■4月からのシナリオ講座の受講生はまだまだ募集中です。
http://www.scenario.or.jp/kouza/class/foundation.html
■自分は映画学校を卒業後、馬場先生がここで教鞭をとると聞いて受講しました。基礎科研修科を合わせた一年間がその後の十年を決定づけたところがあります。悪いようにはしないつもりなので、ご興味ある方はどうぞいらしてください。
■痩せたい。
2012年03月13日
3月15日(木)、『大津波のあとに』(森本修一監督)『槌音』(大久保愉伊監督)のアフタートークに出させて頂きます
お知らせです。
あさって3月15日(木)、オーディトリウム渋谷で上映中の映画『大津波のあとに』(森本修一監督)『槌音』(大久保愉伊監督)のアフタートークに出させて頂きます。18:00〜からの上映の後となります。
http://a-shibuya.jp/archives/2680
鑑賞時の簡単な感想は下記です。
http://takehikominato.seesaa.net/article/238122890.html
わたくしのトークはともかく、ぜひ多くの方々にご覧になって頂きたいと思わせる二作品なので、ぜひこの機会に!
あさって3月15日(木)、オーディトリウム渋谷で上映中の映画『大津波のあとに』(森本修一監督)『槌音』(大久保愉伊監督)のアフタートークに出させて頂きます。18:00〜からの上映の後となります。
http://a-shibuya.jp/archives/2680
鑑賞時の簡単な感想は下記です。
http://takehikominato.seesaa.net/article/238122890.html
わたくしのトークはともかく、ぜひ多くの方々にご覧になって頂きたいと思わせる二作品なので、ぜひこの機会に!
2012年02月12日
シナリオ講座のお知らせ
4月からシナリオ講座基礎科夜間部の専任講師を務めさせて頂くことになりました。
募集要項は下記のとおりです。
http://www.scenario.or.jp/kouza/class/foundation.html
浅学非才の身ですが、一生懸命頑張りますので何卒宜しくお願い致します。
募集要項は下記のとおりです。
http://www.scenario.or.jp/kouza/class/foundation.html
浅学非才の身ですが、一生懸命頑張りますので何卒宜しくお願い致します。
2012年02月07日
『KOTOKO』(塚本晋也監督)
■『KOTOKO』(塚本晋也監督)を試写で拝見。Cocco×塚本晋也とあれば多少痛い目に遭うだろうなあ、と覚悟はしていたが、痛撃された。自傷、暴力、流血といった「痛い」描写はふんだんに出てくる。話の展開も、救いがないといえばない。でもそうした表層の奥底に、ずっと変わずに湛えられた何かがあって、ひたすらそこを見つめさせられていたような気がする。物語として何かが発展するというより、ひとつの宇宙を覗きこまされた感じ。臓器や心臓の鼓動が聞こえる血まみれの母胎に閉じ込められた感じ……。そう導くのは言うまでもなくCoccoである。
■Coccoは強く深いまなざし、肉体のラインそのもの、そして歌唱とダンス、モノローグによって、この世に「演技」など最初っからなかったかのようにそこへ存在する。ただそこにいるだけで、人間としての迫力を感じさせるのである。小手先の芝居など一切やらない。そんなものは彼女において不要なのだ。その強さ、美しさ、逞しさを見ていると、次第に彼女の前にひれ伏したくなってしまう。それ以前に塚本晋也がひれ伏し、魅入られ、それでもなんとか格闘しようとしている。そこに映し出されるのは育児やトラウマに苦悩し、血まみれで七転八倒している「弱い女」にすぎないのに。とはいえ彼女は明らかに一線を越えてしまっている。それを他人ごとではなく自分のこととして描くという姿勢に感動があった。べつに『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を持ち出す必要はないけれど、あの映画のビョークに対するトリアーのアプローチとはまったく逆だと思った。
■自分はこのヒロインが目の前に現われたら、二秒で恋に落ちる自信がある。ちょうど劇中の田中(塚本晋也)がそうだったように。田中の彼女への接し方、寄り添い方は、自分にはとてもよくわかる。だから決してこちらから彼女に近寄ってはいけないとも思った。でも迫られたら絶対逃げられないな……などといらぬ妄想をしてしまったよ。あえて言い添えておくが、『KOTOKO』のCoccoみたいな女がいわゆるファム・ファタールであり、悪女なのだよ。いやほんとに。
■この映画は「育児」が大きなモチーフとなっているが、そこだけに主題を限定しているわけではない、という前提で話を進める。あくまで個人的な見解だが、この映画に描かれる女性の精神状態は「季節」という気がする。多くの女性に少なからず潜在しているものではないかと思う。たいていの女性はうまく折り合いをつけて、この季節をやり過ごしていく。そのためには他者が必要となる。自己の相対化が図られることによって、希望の兆しが見え始める。他者を巻き込み、地獄の季節に心身を浸しながらも、最終的には再生を図っていく。それが普遍的なありようなんじゃないかと思うし、こういった表現がいいかどうかはわからないけれども、女性映画とはその季節を切り取る作業であると自分は考えている。
■『KOTOKO』も当初、そういった普遍を描こうとしているのだと思っていた。ところがそこに留まることはなかった。「映画のお約束としてこういうことはしてはいけない」といった前提を突き崩す描写がいくつもあるし、「お客さんのことを考えると、そういう展開にならないほうがいい」という展開もある。「商業映画」の「暗黙の了解」を、『KOTOKO』のヒロインはやすやすと破壊する。それはもしかすると、集団生活を送る男たちが何となく醸し出している「空気」のようなものを壊しているのかもしれない。だから「感情移入」を拒むような展開がいくつかある。でもお約束としての「感情移入」を超えた領域に足を踏み入れることができるのも、映画ならではの、あるいは、女性映画ならではの豊かさなのだ。男性にも女性にも、誰にでも勧めたいという映画ではないけれど、個人的には学ぶところがたくさんあったし、こういう世界が好きなんだと改めて思った。ラスト2カットがとても秀逸でした。
■現在二稿まで進めているシナリオに、重複するモチーフ、描写、イメージがあり、(まいったなぁ)と狼狽しております……。
http://www.kotoko-movie.com/
(映画『KOTOKO』公式サイト)
4.7よりロードショー
■Coccoは強く深いまなざし、肉体のラインそのもの、そして歌唱とダンス、モノローグによって、この世に「演技」など最初っからなかったかのようにそこへ存在する。ただそこにいるだけで、人間としての迫力を感じさせるのである。小手先の芝居など一切やらない。そんなものは彼女において不要なのだ。その強さ、美しさ、逞しさを見ていると、次第に彼女の前にひれ伏したくなってしまう。それ以前に塚本晋也がひれ伏し、魅入られ、それでもなんとか格闘しようとしている。そこに映し出されるのは育児やトラウマに苦悩し、血まみれで七転八倒している「弱い女」にすぎないのに。とはいえ彼女は明らかに一線を越えてしまっている。それを他人ごとではなく自分のこととして描くという姿勢に感動があった。べつに『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を持ち出す必要はないけれど、あの映画のビョークに対するトリアーのアプローチとはまったく逆だと思った。
■自分はこのヒロインが目の前に現われたら、二秒で恋に落ちる自信がある。ちょうど劇中の田中(塚本晋也)がそうだったように。田中の彼女への接し方、寄り添い方は、自分にはとてもよくわかる。だから決してこちらから彼女に近寄ってはいけないとも思った。でも迫られたら絶対逃げられないな……などといらぬ妄想をしてしまったよ。あえて言い添えておくが、『KOTOKO』のCoccoみたいな女がいわゆるファム・ファタールであり、悪女なのだよ。いやほんとに。
■この映画は「育児」が大きなモチーフとなっているが、そこだけに主題を限定しているわけではない、という前提で話を進める。あくまで個人的な見解だが、この映画に描かれる女性の精神状態は「季節」という気がする。多くの女性に少なからず潜在しているものではないかと思う。たいていの女性はうまく折り合いをつけて、この季節をやり過ごしていく。そのためには他者が必要となる。自己の相対化が図られることによって、希望の兆しが見え始める。他者を巻き込み、地獄の季節に心身を浸しながらも、最終的には再生を図っていく。それが普遍的なありようなんじゃないかと思うし、こういった表現がいいかどうかはわからないけれども、女性映画とはその季節を切り取る作業であると自分は考えている。
■『KOTOKO』も当初、そういった普遍を描こうとしているのだと思っていた。ところがそこに留まることはなかった。「映画のお約束としてこういうことはしてはいけない」といった前提を突き崩す描写がいくつもあるし、「お客さんのことを考えると、そういう展開にならないほうがいい」という展開もある。「商業映画」の「暗黙の了解」を、『KOTOKO』のヒロインはやすやすと破壊する。それはもしかすると、集団生活を送る男たちが何となく醸し出している「空気」のようなものを壊しているのかもしれない。だから「感情移入」を拒むような展開がいくつかある。でもお約束としての「感情移入」を超えた領域に足を踏み入れることができるのも、映画ならではの、あるいは、女性映画ならではの豊かさなのだ。男性にも女性にも、誰にでも勧めたいという映画ではないけれど、個人的には学ぶところがたくさんあったし、こういう世界が好きなんだと改めて思った。ラスト2カットがとても秀逸でした。
■現在二稿まで進めているシナリオに、重複するモチーフ、描写、イメージがあり、(まいったなぁ)と狼狽しております……。
http://www.kotoko-movie.com/
(映画『KOTOKO』公式サイト)
4.7よりロードショー
2012年01月26日
撮影中
脚本作が撮影真っ最中でございます。まだ内容は明かせませんが、初めて取り組むジャンルであり(しかしずっとやりたかったジャンル)、半年かかったホンであり、非常に思い入れは強いのですが、何よりもキャストの方々が大変豪華でございまして、純粋に興奮しております。スタッフの布陣も最強なので、自分としては不安は一切ありません。無事に撮影が済むことを祈るばかりです。
ほかにもいくつかの企画が同時進行しており、いずれも勝負作だと認識しております。頑張ります。仕事をやり遂げることしか、さしあたり出来ることはないなという感じです。
「シナリオ倶楽部」で成島出監督をお招きしたこともあって(大盛況でした)、未見だった『八日目の蝉』『孤高のメス』を拝見しました。どちらも傑作でした。色々な意味で打ちのめされた感じです。ワンショットごとの充実した手ごたえと、強靭でゆるぎなき構造。重心の低い人間描写。この力強い感動の源泉は何だろう。メジャー映画というのは実力勝負の場なんだということを、作品自体が強烈に教えてくれました。俄然、向上心がわいてきました。まだまだ道は遠いですが、今後も精進する所存です。
……真面目か!
ほかにもいくつかの企画が同時進行しており、いずれも勝負作だと認識しております。頑張ります。仕事をやり遂げることしか、さしあたり出来ることはないなという感じです。
「シナリオ倶楽部」で成島出監督をお招きしたこともあって(大盛況でした)、未見だった『八日目の蝉』『孤高のメス』を拝見しました。どちらも傑作でした。色々な意味で打ちのめされた感じです。ワンショットごとの充実した手ごたえと、強靭でゆるぎなき構造。重心の低い人間描写。この力強い感動の源泉は何だろう。メジャー映画というのは実力勝負の場なんだということを、作品自体が強烈に教えてくれました。俄然、向上心がわいてきました。まだまだ道は遠いですが、今後も精進する所存です。
……真面目か!
2012年01月07日
1月23日シナリオ倶楽部のお知らせ
1月23日(月)のシナリオ倶楽部のお知らせです。
今回シナリオ会館との共同企画として『聯合艦隊司令長官 山本五十六』が公開中の成島出監督をお招きし、監督デビュー作『油断大敵』を上映致します。司会は白鳥あかねさん。菊島隆三賞の選考会が行われる関係上、17:30からの開始となります。
なお今回のシナリオ倶楽部は、上映会&トーク終了後、場所を近辺の居酒屋に移しての懇親会となります。成島監督のお話をじかにうかがえるチャンスです!
なお、同日14時から開始の菊島隆三賞の選考会は無料でどなたでも参加できます。 シナリオ倶楽部は選考会終了後となります。菊島賞選考会については下記をご参照ください。
http://www.scenario.or.jp/kikushima.htm
今回シナリオ会館との共同企画として『聯合艦隊司令長官 山本五十六』が公開中の成島出監督をお招きし、監督デビュー作『油断大敵』を上映致します。司会は白鳥あかねさん。菊島隆三賞の選考会が行われる関係上、17:30からの開始となります。
なお今回のシナリオ倶楽部は、上映会&トーク終了後、場所を近辺の居酒屋に移しての懇親会となります。成島監督のお話をじかにうかがえるチャンスです!
なお、同日14時から開始の菊島隆三賞の選考会は無料でどなたでも参加できます。 シナリオ倶楽部は選考会終了後となります。菊島賞選考会については下記をご参照ください。
http://www.scenario.or.jp/kikushima.htm
2012年01月02日
今年もよろしくお願いいたします
あけましておめでとうございます。
昨年はたいへんお世話になりました。
……どなたに?
不特定多数の、そしておおぜいの方々に。
人があって自分がある、人があって仕事がある、としみじみ思いを至らせるお正月でございます。
もう、感謝だけです。
お世話になってばかりでなく、少しでも多くの方に恩返しのできるような人間になろうと思います。
ことしも何卒、よろしくお願い致します。
港岳彦
昨年はたいへんお世話になりました。
……どなたに?
不特定多数の、そしておおぜいの方々に。
人があって自分がある、人があって仕事がある、としみじみ思いを至らせるお正月でございます。
もう、感謝だけです。
お世話になってばかりでなく、少しでも多くの方に恩返しのできるような人間になろうと思います。
ことしも何卒、よろしくお願い致します。
港岳彦
2011年12月31日
2011年の終わりに
大きな出来事ばかりが立て続けに起きた一年だった。それらをひとつひとつ振り返る精神的な余裕も、時間的な余裕も今はない。元旦までに脚本を一本提出せねばならないし、年賀状も書いていない。色々あった一年だけれど、2011年の終わりに、仕事のこと、表現のことを少し書いておこうと思う。
ことしは例年以上に多くの仕事をこなした。けれど、一本も映像化されていない。目に見える形での結果は残せなかった。それでもすばらしい出会いがいくつもあった。尊敬すべき監督やプロデューサーとの出会いが、脚本に対する考え方、「映画」の捉え方について、視野を大きく広げてくれた。才能豊かな映画人たちとのご縁が自分にもたらしたのは、これまでのやり方は通用しない、という危機感だった。いや、そもそもこれまで自分の表現が大向こうに通用したためしなどありはしないのだ。
危機感の根っこには、自分の立っている場所で求められる表現が、これまでとは異なってきたということもある。日本映画界の状況とも少し関わっている。震災によって揺らぎの生じた死生観、師匠の死によって豁然と響き始めた「個として立て」という内なる声、「未来を自分の手で創れ」という誰かの声が切迫感を煽り立てている面も無視できない。
それに呼応する形で、今後、物語を紡ぐ上で必要なことは何だろう、ということをずっと考えてきた。思念を机上の空論として弄繰り回していると思われては困る。常に仕事の中で、実践の中で考えてきた。ことしの下半期になって、何となく掴めてきた。それは大雑把に言うと「大きな物語は死なない」ということである。普遍が指し示すものをこれまで以上に凝視することである。表現としての「強さ」を志向することである。映画は終わるかもしれない。でも劇は決して滅びない。その深い確信が、今の自分にはもっとも必要なことだった。
こうした個人的な探求は、観客に対してより強い表現を提示したいという欲求と結びついている。俗な言い方をすれば「観客」というものをより明確に意識し始めたということである。今後、そのための努力は惜しまないつもりだ。まあ結果がどうなるかは神のみぞ知る、ですが。
そういうことです。これが波乱に満ちた2011年の締めくくりの言葉なんだろうかと我ながら呆れるが、美は乱調にあり、表現への気持ちが純化していることを今は肯定的に捉えたい。個人的に考えていることが、大勢の人間が見る映画の根幹にストレートに反映されると信じていたい。
ことしは誰にとっても大変な一年だった。その重さをしっかり引き受けつつ、来年は良い年にしていきましょう。
ことしも一年間、ありがとうございました。
ことしは例年以上に多くの仕事をこなした。けれど、一本も映像化されていない。目に見える形での結果は残せなかった。それでもすばらしい出会いがいくつもあった。尊敬すべき監督やプロデューサーとの出会いが、脚本に対する考え方、「映画」の捉え方について、視野を大きく広げてくれた。才能豊かな映画人たちとのご縁が自分にもたらしたのは、これまでのやり方は通用しない、という危機感だった。いや、そもそもこれまで自分の表現が大向こうに通用したためしなどありはしないのだ。
危機感の根っこには、自分の立っている場所で求められる表現が、これまでとは異なってきたということもある。日本映画界の状況とも少し関わっている。震災によって揺らぎの生じた死生観、師匠の死によって豁然と響き始めた「個として立て」という内なる声、「未来を自分の手で創れ」という誰かの声が切迫感を煽り立てている面も無視できない。
それに呼応する形で、今後、物語を紡ぐ上で必要なことは何だろう、ということをずっと考えてきた。思念を机上の空論として弄繰り回していると思われては困る。常に仕事の中で、実践の中で考えてきた。ことしの下半期になって、何となく掴めてきた。それは大雑把に言うと「大きな物語は死なない」ということである。普遍が指し示すものをこれまで以上に凝視することである。表現としての「強さ」を志向することである。映画は終わるかもしれない。でも劇は決して滅びない。その深い確信が、今の自分にはもっとも必要なことだった。
こうした個人的な探求は、観客に対してより強い表現を提示したいという欲求と結びついている。俗な言い方をすれば「観客」というものをより明確に意識し始めたということである。今後、そのための努力は惜しまないつもりだ。まあ結果がどうなるかは神のみぞ知る、ですが。
そういうことです。これが波乱に満ちた2011年の締めくくりの言葉なんだろうかと我ながら呆れるが、美は乱調にあり、表現への気持ちが純化していることを今は肯定的に捉えたい。個人的に考えていることが、大勢の人間が見る映画の根幹にストレートに反映されると信じていたい。
ことしは誰にとっても大変な一年だった。その重さをしっかり引き受けつつ、来年は良い年にしていきましょう。
ことしも一年間、ありがとうございました。


