おーたちゃんが自主制作映画を撮ることになり、その手伝いをしている。電話帳くらい分厚いシナリオを広げると、なんとこれが時代劇。お城が炎上する戦闘シーンもある。莫大な金がかかりそうだ。役者がおーたちゃんに「これどう読むんですか?」と尋ねる。おーたちゃんは思いつきとしか思えない、デタラメな呪文を唱えてみせる。(大丈夫かよ…)と不安になる、という夢で起きた。
明け方、脳みそフル回転でプロット書いてたら、ソーニャが邪魔しにきた。ちっこい頭をつかんで「オラオラ」と遊んでいたら、親指がソーニャの左目に入ってしまった。見ると、角膜にほんのかすかな筋が見える。瞬間、今日が11月24日だったことに気づいた。小六の時に左目を怪我して視力を失った日。
こないだ、誰かに「左目が見えてたら人生変わったと思う?」と聞かれた。変わらなかったと思うと答えた。視力を失うことではなく、半年の入院生活で何かが決定的に変わってしまった。自分でもそのことにずっとこだわっている。「ミスティック・リバー」に出てくる、「あの後の出来事はすべて夢だったかもしれない、と時々思う」という台詞。あれが痛いほどわかる。でももう過去だ。両目が見えていた時間より、片目で過ごしている時間のほうが三倍長い。
獣医へ、と思ったが特にかゆがるフシもなく充血もないので放っておいた。今日見ると筋は消えている。たぶん大丈夫。たぶん。
ちなみに実家で飼っているコリーも左目が濁っている。
2008年11月24日
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